セミナー前に予習しよう!「ブログで読むヨコオ流ゲームシナリオ術」

ブログで読むヨコオ流シナリオ術 タイトル画像

 

今回の予習では、ヨコオさんのアメブロ「ヨコオタロウの日記」で公開しているエントリーの中から、今回のセミナーのテーマでもあるシナリオについて予習してみましょう。

ヨコオさんはブログでいくつか、シナリオについて書いていますがその中でも、実際にブログの読者の方からとどいた「企業側がシナリオライターに関する書類選考の際に想定しているシナリオ資料とは果たしてどのような物でしょうか?」という質問に対しての回答の記事を今回取り上げたいと思います。

きっと、質問された方は、学生の方、または求職中の方なんでしょうが、確かに困りますよね。特に未経験であれば、なおさら何を書けば良いのか分かりません。試しに、ゲームのシナリオライターの求人をいろいろ見てみました。ほとんど経験者の求人ばかりでしたが、中には、未経験でもOKな求人もあるようです。しかし、審査の過程でシナリオ課題(1,500文字〜2,000文字)の提出があるところもありました。経験者ばかり優遇される狭き門に、シナリオ1本で就職するからには、シナリオ課題攻略は大変重要そうです。

ゲームのシナリオライターになる方法(前編)|ヨコオタロウの日記

ここでは、実際に選考する側の人物像について触れています。「いくらシナリオがよいできでも、見る側がプロじゃない場合も多く、素人同然の人かも。。。落ちたら、気にせず忘れて次にイケ」とあります。

結構スゴいことが書かれていていますが、これって真実だと思うんですよね。
完璧なシナリオがないように、選考側も完璧な人ではないわけで、後から伸びていく可能性なんて正確に分かるはずもなく、結局主観で合否を決めちゃうわけです。じゃぁしかたがないから自分の作品と合う人が見つかるまで投稿するしかないということになると思います。

この辺なんだか、林真理子さんの就活時に40社以上落とされたエピソードを思い出します。応募者の可能性を正確に見抜ける人なんていないのです。

ゲームのシナリオライターになる方法(中編)|ヨコオタロウの日記

ここでは、誰がゲームシナリオを書いているか分析しています。それぞれのカテゴリーの人について解説を行い、どのジャンルのゲームを自分が志すかでシナリオライターへの道も異なってくるとあります。ゲーム会社によって、求められる人材が違うので、提出する資料もそれに合わせて変化させていく必要があるのです。
この事は、自分が就職したい会社へのコネが大事であると意味しています。その制作会社のプランナーがどんな人で、これまでどのようなシナリオライターが採用されていたか知ることは大変重要です。そういう意味でも沖縄で開催するCreators Night の懇親会で、制作会社の雰囲気や、どんな人がいるのか情報を知ることは大変有効だと思います。(ちょっと宣伝ですw)

ゲームのシナリオライターになる方法(後編)|ヨコオタロウの日記

シナリオ資料を作る上で3つのポイントを上げています。

  1. 相手
    相手が求める事を想像してみること。受け手のことを考える事は職業作家として大切な能力である
  2. おもしろさのレイヤー
    人が面白いと感じることには、レイヤーがあって、それぞれのレイヤーを体験することによって人はそのコンテンツのおもしろさを理解できる
  3. アピールする部分
    全てを面白く説明することは難しい。概略を書けと言われて、物語の要約する事に腐心して、肝心のおもしろさを盛り込まなければ何にもならない。セリフが大事であれば、セリフを、キャラクターであればキャラクターの魅力について
    概略とは物語の要約では無く、伝わるようにまとめて書くことである。
    幕の内弁当では無く、イカめし、焼肉弁当を目指せ

このようなことが書かれている。この章でも大事なことは、受け手に合わせて書くと言うこと。どんな人が読んで、その人が理解できるように段階を踏んで説明し、自分がその人に伝えたい要素をきちんと書く

一通り読んでみると、とにもかくにも、受け手のことを考えると言うことですね。そして、自分なりにシナリオの分析を行いアピールポイントを導き出すのが重要みたいですね。

今日セミナーの内容についてメモをいただいたのですが、シナリオについてより詳しく触れています。ゲームシステムの仕様とのすりあわせや、キャラクターについて、「面白い」「感動」とは、体験のデザインとは等々

ブログよりもより深いところまでおはなしいただけそうです。ぜひ今回の予習を踏まえてセミナー本番に挑んでもらえればと思います。

 

 

ヨコオさんが登壇する Creators Night vol.10 ヨコオタロウの「ゲームとシナリオの話」まだまだ参加受付中です。

Creators Night vol.10 ヨコオタロウの「ゲームとシナリオの話」
開催日:2013年8月24日土曜日
時間:18時〜20時(17時半入場開始)
セミナー受講料:2時間フリードリンク付き
当日:1,600円 / 前売:1,400円 / 学割:1300円
(学割も事前お申し込みが必要です。お申し込み後、支払いの際に会場にて学生証の提示をお願いします)
会場:Tab’spot タブポット
沖縄県那覇市西1-12-19

お申し込みはこちら

セミナー前に予習しよう「インタビューズ」「電撃オンライン『ドラッグ オン ドラグーン』シリーズ居酒屋座談会」

予習第三弾は、ヨコオさんについて予習してみましょう

まずご紹介するのが、WEBサービスの「ザ・インタビューズ」のヨコオさんのインタビューです。ザ・インタビューズは、登録されている方達に自由に質問(インタビュー)をすることができるサービスです。さすがヨコオさん224件の質問に答えていて、質問者が200名超えています。その人気うらやましい限りですw

膨大なインタビューの中からボクの気になった物をいくつかご紹介します。

「物語が上手く組み上がらない」と言う質問に対しての回答
ヨコオさん自身も、全く上手く書けないと答えているのですが、クリエイティブについて「つまらない」と「オモシロい」についての心構えを伝える事により問題を打開する事ができると答えています。

この質問は、スイッチはいらないけどどうしたら?と言う質問ですが、その質問に対してヨコオさんは。。。

これは結構シリアスな問題です。その質問に対してヨコオさんは真摯に答えています。

カッコイイ主義、モテたい願望とは モテたいと言うことは下世話なことでは無く、美学なんだと思った

ヨコオさんの考える売れるゲームとは!

ゲームを作るコツとは?ゲームというくくりだけではなく、結構何にでも使えるコツなんじゃないかなと思います。

読者が投稿してきた企画書をヨコオタロウさんが添削

気になったのは、以上の物でしょうか。他にも様々な質問に対してヨコオさんは、回答しています。
なかにはエロすぎてご紹介できない内容の物もアリますが(笑)、ヨコオさんの考え方を知る参考になります。

もう一つ
前回も取り上げましたが電撃オンラインの記事「『ドラッグ オン ドラグーン』シリーズ居酒屋座談会 with ヨコオタロウ on 仏滅。聖地・新宿で語られる『DOD』ぶっちゃけトーク」です。
こちらは、インタビューとは異なるのですが、ヨコオさんはじめ制作スタッフの制作裏話が赤裸々に書かれています。
全部で6万字を超える記事。かなり読み応えがアリますが、ヨコオさんだけでなく、一緒に制作されているディレクターや、スクエアエニックスの宣伝部の方からのお話も合わせて聞くことでヨコオさんのキャラクターがよりわかりやすくなるのではないかと思います。

今回ザ・インタビューズを古い記事までさかのぼって読み返してみましたが、ヨコオさんの回答かなり面白いです。一筋縄では無いというか、ひねくれた答えだとは思わないのですが、目の付け所が人とは違うと言いますか、結構参考になることを軽快なエロい文章と一緒に書かれてます。
全部ヨメとは言いませんが、時間の許す限り読んでみてください。きっと皆さんの心に届く文章も有ると思います。

ヨコオさんが登壇する Creators Night vol.10 ヨコオタロウの「ゲームとシナリオの話」まだまだ参加受付中です。

Creators Night vol.10 ヨコオタロウの「ゲームとシナリオの話」
開催日:2013年8月24日土曜日
時間:18時〜20時(17時半入場開始)
セミナー受講料:2時間フリードリンク付き
当日:1,600円 / 前売:1,400円 / 学割:1300円
(学割も事前お申し込みが必要です。お申し込み後、支払いの際に会場にて学生証の提示をお願いします)
会場:Tab’spot タブポット
沖縄県那覇市西1-12-19

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セミナー前に予習しよう!電撃オンラインの初代「ドラッグ オン ドラグーン」を振り返る

まずは、ヨコオさんの代表シリーズとなったスクエアエニックスのPS2用ゲーム「ドラッグオンドラグーン」から触れてみるのもいいと思い、ゲーム情報サイト「電撃オンライン」で、紹介されている「初代『ドラッグ オン ドラグーン』が秘めた狂気の深淵を暴く――10年前、プレイヤーに絶望と歓喜を与えた問題作の根源とは?」をご紹介。

ぱっと見、フツーのファンタジー系のテイストで戦国無双とシューティングが合体したようなRPGの印象ですが、登場人物達の紹介やゲーム画面などを見る限りどうやら普通じゃなさそうな雰囲気にあふれてます。そして、主人公の声が池畑慎之介さんこと、ピーターさんだし、唐沢寿明さん声優として登場しているし声優陣もすごく豪華です。

王道ファンタジーに屈折した主人公達とそれを演じる声優陣、そして狂気のストーリー展開

これらが組み合わさって出来た「ドラッグオンドラグーン」の世界観が魅力みたいですね。アマゾンの評価では、このゲームのことをクソゲーや鬱ゲーなど酷い言われようですが、アンチがいるという事はその分、熱烈なファンもものすごく存在するのはこの世の常識で、だからこそ10年経っても新作が発売され、過去にシリーズで4本のゲーム、現在連載中の2本のマンガ、CDドラマ、ノベライズと多くのメディア展開していることからも、ドラッグオンドラグーンの世界観が支持されていることがうかがえます。

また、海外のファンから「ドラッグオンドラグーン3」インターナショナル版のリリースの嘆願ツイートがヨコオタロウさん宛に届いていますし、ドラッグオンドラグーンの世界観は世界中で受け入れられているみたいです。

はたして、こんな話を作っちゃうヨコオさんどんな人なのか!
メディアもヨコオさんをほっとかないようで、インタビュー記事も多くネットで公開されています。次回は、ヨコオタロウさんのインタビュー記事をご紹介したいと思います。

Creators Night vol.10 まだまだ、席に余裕がアリますが、当日よりも前売りでの購入がお得ですので、お申し込みはお早めに。また学割も事前お申し込みが必要となりますので、学生の皆様もご登録はお早めにお願いします。

お申し込みはこちら

参考サイト:
初代『ドラッグ オン ドラグーン』が秘めた狂気の深淵を暴く――10年前、プレイヤーに絶望と歓喜を与えた問題作の根源とは?

セミナー前に予習しよう!「ドラッグオンドラグーン3」PV

Creators Night vol.10で登壇されるヨコオタロウさんがクリエイティブディレクターとして参加されているPS3タイトル「ドラッグオンドラグーン3
今年10月31日の発売直前と言うことで、情報もいくつか出てきています。今回は、7月1日に公開されたプロモーションビデオ第一弾をご紹介します。

なんだか、導入部分の「ウタウタイ」がもたらした平和な感じと、最後の「ウタウタイ」同士が殺し合う事になっちゃうのは何故?なのですが。
その辺どう持って行くかがヨコオさんのシナリオメイキングなのでしょうね。今回のセミナーでは直接ドラッグオンドラグーンのシナリオについては触れないそうですが、ヨコオ流のテクニックを聞いてゲーム発売までの間、ストーリーを想像するのも楽しそうです。

そうそう、このPV前半の紙芝居のようなパタパタアニメの箇所はCreators Nightではおなじみ水崎さんの「神風動画」制作だそうです。ゲーム本編のCGもクオリティ高そうですし期待大です!

スクエアエニックス ドラッグオンドラグーン3公式サイト

Creators Night vol.10 まだまだ、席に余裕がアリますが、当日よりも前売りでの購入がお得ですので、お申し込みはお早めに。また学割も事前お申し込みが必要となりますので、学生の皆様もご登録はお早めにお願いします。

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7月9日にショートバージョンも公開されていましたね。Youtureの動画広告にはこちらが使われていますね。

「世界一!」セミナーの前に予習しよう第三弾「笹原和也のザ・ワールド・イズ・マイン」教育編

前回は、セミナーに関連しそうな事と言うことで、笹原さんのブログ「笹原和也のザ・ワールド・イズ・マイン」の「企画」について取り上げました。

今回は、セミナーのテーマとは異なりますが、きっと興味のある人の多い「教育」についてです。教育と言っても内容的には、現在教育を受けている人に対しての就職活動指南といった内容です。CGを仕事にしたい人であれば、きっと興味のある話題だと思いますので、今回取り上げてみました。

これからCG業界に入りたいと思っている みなさんへ向けて
まずは、職業としてCGを目指す人たちへのエールです。やる気と、1.5年努力を続ければ、十分CGで食べていけると伝えています。もちろん、やる気出し方についても触れています。やる気のない人は、具体的な想像が出来ていないからだとしています。CGの仕事について情報を集め、自分の好きな作品がどういった人たちが作ってて、どのようにして作られているのか、そしてそこに加わる自分を想像してそれに対して努力をする。そしてCG業界に就職するのは全然難しくないと締めくくっています。

地方に住むアニメ・CG・ゲーム業界を目指す若者さんのうち、「東京で就職したい!」という方にアドバイス
まずは「東京に来い」って事ですw
文中でも触れていますが、もちろんこれは金銭的に負担のかかる方法なので、絶対というわけではないみたいですが、スタジオによっては「東京、神奈川、千葉」あたりじゃないと採用しても「ホントに来るかな」と思う人事担当もいるようで現住所と、勤務地の距離を気にするみたいです。まぁそりゃそうですよね。採用しても「親に反対されて」とかなっちゃうとアテにしていた戦力がいなくなってしまうわけですからスタジオとしては死活問題です。かといって、引っ越しのサポートとなるような準備金とかも出ないわけですからスタジオとしては拘束力も無いわけですしね。その辺地方からの就職希望者は対策考えた方がいいかもしれませんね。まぁボクは人事担当じゃないので有効かどうか分かりませんが、親から「スタジオに入社できた場合は、家族のお金で絶対、東京に引っ越しさせる」と一筆書いた手紙とかね。まぁ効くかどうかよく分かりません。会場で笹原さんに直接訪ねてみてください。

アニメーション塾をやってみる世界一!
世界一がエフェクト塾もやることにした!
笹原さんがネットワーク越しにアニメーションと、エフェクトを指導してくれるという企画なのですが、ここで注目したいのは、課題の内容は、思うにこれらの技術は笹原さんが採用する際にこれぐらいのスキルはぜひ欲しいよね。と言うことだと思います。セミナー参加者の方からの質問にも、ありましたが、CGのプロを目指したい人は、一つの目安にしてみてはどうでしょうか。

就職活動するのに知っておくとよい情報
これが一番注目してもらいたいところです。
まずはポートフォリオ超大事。そして狙っているスタジオによって、求められるスキルが違うと言うこと。分業していないブティック系のスタジオであればオールラウンダー、大規模なスタジオであれば一芸秀でているタイプそれぞれ求められているスキルの範囲があるようです。ココを見誤ってポートフォリオ作ると残念な結果になるかもと言うことだと思います。

CG業界の人が集まるパーティなどの場所では、ポートフォリオを見せている転職希望の人や学生さんを見かけるのですが、当然パーティと言うことで公の場では無いので、そこで即採用にはならないのですが、大抵は見た感想と、「ウチのスタジオはこんな職種の人を欲しいからそういうポートフォリオ用意できたら送ってみて・求人ホームページに出たら送ってみて」見たいな返事をもらえる場合が多いです。Creators NightでもCG系の方達の集まる貴重な機会です。せっかくなのでご自分の作品を見てもらってはどうでしょうか。当然印刷されている方がイイですが、iPadやiPhoneに入った画像でもいいと思いますよ。来ている人に、どんどん人に見てもらいましょう。

と言うわけで、いよいよ今週土曜日はCreators Night vol.9「笹原和也の世界一になる アニメーション企画演出術」開催です。
お申し込みまだの方はぜひお申し込みください〜

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「世界一!」セミナーの前に予習しよう第二弾「笹原和也のザ・ワールド・イズ・マイン」

さてさて、今週も「世界一」セミナーに備えて予習しましょう。
今回は、笹原さんが公開しているブログ「笹原和也のザ・ワールド・イズ・マイン」です。

笹原和也のザ・ワールド・イズ・マイン」には、笹原さんが作品を作る上で感じていることなどいろいろまとめられていて、セミナーの予習にはもってこいです。内容は「演出について」「カメラワーク」「オリジナル作品」などなどCGスタジオのノウハウが多岐にわたって書かれています。
今回はイベントタイトルにもある企画について書かれている記事を読んでみてみましょう。

CG屋さんのための企画教室 その1 「やりたいことをやる」
ここで笹原さんは、「オリジナル作品の企画」について触れています。これはたぶん皆さんが思っているような企画じゃないかもしれません。クライアントがいて企画を持って行くような物では無いと書いています。
その中で大事なことが、「やりたいことをやるように企画する」です。
ただ、「やりたいことがない」場合もあるけれども、「そうじゃない絶対ある」と書かれています。ココ結構重要で、「どんなくだらない物でもアーティストの表現に対する欲望に忠実であれ」と言うことに触れているんだと思います。

CG屋さんのための企画教室 その2 「雪だるま式企画立案法」
ここでは、笹原さん流の企画ブラッシュアップ法が書かれています。社内で惜しげも無く自分の考えを話して賛同者を募ります。最初は仲のいい仲間に話し、だんだん相手のレイヤーをあげていくことで企画は磨かれ、最後には、最上な企画に仕上げていきます。

CG屋さんのための企画教室 その3 「自分のやりたいことを、他人におもしろいと思わせる。」
これは、その2の「雪だるま式企画立案法」の各ステップでいろんな人を巻き込むためのテクニックについて書かれています。自分の「やりたいこと」をシンプルになるようそぎ落としていきます。次に30秒で説明できる範囲で補足の部分を追加していきます。シンプルにした「やりたいこと」を保ちながら様々なキーワードを追加していくことを試していきどんどんオモシロいと思ってもらうまで繰り返します。

CG屋さんのための企画教室 その4 「企画を通すために必要なこと」
いよいよ最後の砦、企画を実現するために必要な要素がまとめられていて、最後物を言うのは、人との信頼関係が一番という風にまとめています。

笹原流企画術で注目するのは、その1の「やりたいことをやる」ココにつきるのでは無いかと思います。「やりたいこと」に、高尚な目的なんて必要なく、かっこ悪くても、反社会的でインモラルで下品で趣味が悪くても、セケンの評価はまずは気にせずそこと向き合うことが重要だと言うことです。

そして、その「やりたいこと」と向き合い、純化していき、そのあと表現として受け入れられるよう「やりたいこと」を人にぶつけていき形作っていく過程が企画作りにおいて重要だと言うことになると思います。

自分のアイディアを素直に人にぶつける作業は、正直楽しい作業では無いと思います。良いと思っていたアイディアも、他人からは理解されずむしろ批判されるかもしれません。その結果、傷ついて、がっかりさせられるかもしれません。それでも、何度も繰り返せるのは本当に「やりたいこと」だけなのだと言うことです。「やりたいこと」だから、受け入れられるまでプレゼンし続けられるのです。

もちろん、最初から人々に受け入れられるような企画にしてすんなり企画を通す方法もあると思います。マーケットを調査し、ニーズを割り出し、出資者の利益となるように。。。でも、それがクリエイターと呼ばれる人々のやるべきこと全てだとはとても思えません。新しい価値観、新しい表現は、新しいマーケットを作り出し、新しいニーズを呼び世界で通用する物となると思います。今までの名作と呼ばれる作品の多くがそうでした。まぁ、続編やスピンオフの作品はマーケティングの結果といえるかも知れませんが。。。。とにかく過去の名作にも通じる要素を「世界一」のオリジナル作品の中で笹原さんは含めているんだと思いました。

以上のようなことが、「笹原和也のザ・ワールド・イズ・マイン」ではいろいろまとめられています。これを読むと笹原さんがどのように社内で振る舞っているか読み取れてきます。今回は、ボクが感じた事を書かせて頂きましたが、読む方によってその感想は様々だと思います。各自読んでみて交流会で感想など笹原さんと話してみてはいかがでしょう。

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「世界一!」セミナーの前に予習しよう「Cat Shit one 」

今回のセミナータイトル長いので、「世界一!」にしちゃいましたw
さて、セミナー前の予習として、いつものように予習しましょう。
最初に取り上げたいのは、笹原さん最後のアニマ作品となりVES AWARDにもノミネートされた「キャットシットワン」です。この作品、原作の劇画があるのですが原作者の小林源文さんは、ホント渋いミリタリー物を描く方で、ホビージャパンやモデルグラフィックスを買ってた中学生の頃は、よく分かってないけどよく読んでました。

その小林源文さんの人気シリーズ「Cat Shit One」をアニメ化したのが同作品です。ただ、ストーリーは、劇画版と異なり完全オリジナルで、舞台は中東で人質救出に向かうバッキーとボタスキーのお話しです。しかし、この二人カワイイウサギなのです。劇画でもカワイかったですが、アニメ版はCGでモフモフ感たっぷりです。そして、もふもふウサギがバスバス敵を撃ちまくります。そのアクションのリアルなことリアルなこと。
もう後は実際に見てもらって笹原さんこだわりの演出とアニマのCGスタッフの腕の良さを見てもらいたいです。笹原さんのアクション実演やCG制作の解説などおまけの映像もたくさん収録されていますので、DVD/BDをご覧ください。

あっ。もちろんDVDのレンタルもアリますので、借りてみるのもアリです。
そしてなんと、「キャットシットワンTSUTAYAのレンタルDVD2012年年間ランキングアニメ部門で17位を獲得しました。映画ドラえもんとスターシップトルーパーズに挟まれて堂々のランクイン!
ランキングを見てもらうと、どれも劇場公開された作品ばかりで、CGスタジオのオリジナル企画で自主制作、おまけに短編作品と不利な条件はねのけて作品の質だけで勝負してこの順位は、快挙だと思います。この事からもこの作品の実力がうかがえると思います。見てない方はぜひご覧ください。

キャットシットワン」の監督笹原和也さんの沖縄でのセミナー「Creators Night vol.9 笹原和也の世界一になるアニメーション企画演出術講演」参加受付中です!

 

 

白組セミナーの前に予習しよう「もやしもん」

予習シリーズ第三弾は、「もやしもん」です。「もやしもん」は、イブニングに連載されているマンガで、2007年にアニメ「もやしもん」が放送され、2010年にドラマ「もやしもん」、そして今年2012年に「もやしもんリターンズ」がついこの間まで放映されいましたが、その全てに田中さんはプロデューサーとして関わっています。

「もやしもん」と言えば、かもしてる細菌ですが、3Dで制作されているし、オープニングやエンディングのクレイアニメや実写合成などアニメだけでなく映像全般を得意としている白組の実力をまんべんなく見ることが出来る作品だと思います。

個人的には、ドラマ版のキャスティングは、ほんとにマンガみたいでびっくりしてます。笑い飯は西田。。。
とか書こうと思ったら、どうやら作者の方も認めているみたいですねw(Wikipedia 笑い飯 西田より
しかしそれだけでなく、長谷川役の加藤夏希さんや、及川役のはねゆりさんなんかもかなり似ていたと思っていて、ドラマ版もお気に入りだったりします。DVDも出ていますので、ぜひご覧ください。

 

うっかりペネロペ オフィシャルサイト 
ドラマもやしもん オフィシャルサイト
もやしもんリターンズ オフィシャルサイト

 

DVDの紹介(AMAZON)
 
 

Creators Night vol.8 「白組作品プロデュースして魅せます」セミナー 参加受付中

白組セミナーの前に予習しよう!「うっかりペネロペ」

田中さんが手がけた作品として、今回取り上げるのが、「リサとガスパール」の絵本の作者ゲオルグ・ハレンスレーベンアン・グットマン夫妻の絵本シリーズ「うっかりペネロペ」です。

こちらは、2006年、2009年とNHKで放映されたのですが、全て3DCGでありながら絵本のタッチでアニメーションする表現は当時大変珍しく、日本映画テレビ技術協会・映像技術賞、文化庁メディア芸術祭で優秀賞、フランスのアヌシー国際アニメーション映画祭 TVアニメーション部門で入選するなど多くの賞を受賞していることからも作品とその表現力が高く評価されていることが分かると思います。

まだご覧になったことない方は、ぜひ一度見てみることをオススメします。

 

うっかりペネロペ オフィシャルサイト 
うっかりペネロペ白組作品紹介サイト

 

DVDの紹介(AMAZON)
 

Creators Night vol.8 「白組作品プロデュースして魅せます」セミナー 参加受付中

白組セミナー前に予習しよう!「CUBE」

さてさて、「白組作品プロデュースして魅せます」セミナーが、近づいてきました。いつものようにセミナー前の予習を行いましょう!というわけで、まず最初に取り上げるのが、田中尚美さんが白組に入社される前に行った仕事として、映画「CUBE」を取り上げます。

この映画「CUBE」は、田中さんがクロックワークスに在籍されたときに、配給宣伝プロデューサーとして担当された作品です。日本では1998年に公開された作品です。

とにかくこの作品始終緊張しっぱなしです。いきなり白い箱の部屋に放り込まれた人たち、9面どれも扉のようになっているが、うかつに進むといきなり「シャキーン」っとあっさり死んじゃいます。こんなシチュエーションだけでなく、周りの色や緊張した人物の表情などとにかくよくデザインされた映像です。公開当時は低予算と言うことで話題にもなりましたが、この緊張感がこの映像で味わえるのであれば、それが適正な予算なんだと思っちゃいます。

本作の大ヒットで2作品作られましたが、個人的にはこの作品の衝撃にはかなわないと思います。ご覧になってない方はぜひこの機会にご覧ください。

 

Creators Night vol.8 「白組作品プロデュースして魅せます」セミナー参加受付中